新型コロナウイルス感染症の位置づけが、
令和5年5月8日から「新型インフルエンザ等感染症
(いわゆる2類相当)」から「5類感染症」となりました。
それに伴い、対応方法も
「法律に基づき行政が様々な
要請・関与をしていく仕組み」から
「個人の選択を尊重し、国民のみなさまの
自主的な取り組みをベースとしたもの」
へと変わっています。
ここでは、新型コロナウイルスに
感染した場合の対応方法についてお伝えします。
新型コロナ患者は、法律に基づく
外出自粛は求められていませんが、
国は以下を推奨しています。
発症日を0日目として5日間、
かつ症状が軽快して24時間程度は、
他人に感染させるリスクが
高いため外出を控えましょう。
また、10日間が経過するまでは
マスクを着用したり、高齢者等
ハイリスク者との接触は控えたりするなど
周りの方へ移さない様に配慮しましょう。
濃厚接触者として法律に基づく
外出自粛は求められていませんが、
以下のことに注意しましょう。
症状が比較的軽く、自宅にある
常備薬などで療養できる方は、
自宅等で療養しましょう。
重症化リスクが高い方
(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦など)
や症状が重い場合は、事前に連絡し
医療機関を受診してください。
まずは感染しないために、人混みに
出かける場合はマスクを着用したり、
こまめな手洗いうがいをしたりといった
基本的な感染対策を行い、
体調不良時に備えて抗原定性検査キットや
解熱鎮痛薬などを日頃から備えておきましょう。
検査キットやお薬について等、
気になることがあれば、お気軽に
かかりつけ薬剤師や薬局にご相談下さい。